仏壇の父がにんまり

2020年11月03日 | 生活

自宅の仏壇にはコンパクトサイズの、
祖父、祖母、父、母の遺影があります。

朝晩お参りするときに顔を見ることになります。

特に、母の顔は、
笑っているように見える時と、
怒っているように見える時があります。

母の写真は、米寿のお祝いの時の写真です。
(米寿は金のちゃんちゃんこです。)
お祝いが済んだ頃から急に弱ってしまいました。
しかし入院することもなく、
最後は、妹の自宅で老衰で息を引き取りました。

ということで、
母の遺影は、
この時の米寿のお祝いの時に撮った88才の写真です。

仏壇の父がにんまり


父は63才で亡くなりました。
遺影は推定58才の写真です。

仏壇の父がにんまり


       ↑私の結婚式で大はしゃぎする父の図

父58才、母88才
このふたりが仏壇の中に並んでいるのです。

父「なんだよ~もっと若い時の女房にしろよ」
母「やだ~もっとかわいい写真にして~」
と言っているような気がしてなりませんでした。

父の遺影は、
両親がふたりで京都旅行へ言った時に撮ったスナップ写真です。
父の所だけを切り取って使いました。

その片割れの、母だけ残った写真が出てきたのです。

これを使わない手はないと思いました。

写真屋さんにお願いして、
父の遺影と同じサイズに引き伸ばしてもらいました。

今は、
仏壇の中で、一緒に旅行に行った時のふたりが、
仲良く並んでいます。
仏壇の父がにんまり


父の顔が微笑んでいるように見えてきました。

母の顔が怒って見えることがなくなりました。

在りし日の
微笑みの母
現れて
やっと来たかと
父がにんまり

これで、またお力をお貸しいただけますでしょうかの
期待を込めて詠む。

南無妙法蓮華経















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