男子トイレ理論

2014年02月11日 | 月刊ドコス

男子トイレ理論
(月刊ドコス 平成26年2月号より)

「壊れ窓理論」は聞いたことが゙あると思います。ニューヨーク市長が治安回復のために、まず地下鉄の落書きをきれいにしようとした話で脚光を浴びました。

これを元に、私が主張する理論が「男子トイレ理論」です。
汚い話で、お食事中の方には申し訳ありません。

男子が小便をした後に、男子便器の下の床に滴が垂れて、点々とあとが残っている場合があります。大抵、自分では気づかずにその場を後にしてしまいます。

そこに分かれ道があります。

 次にそのトイレを使った人が、汚れに気づいて、自分が用を足した後にきれいにするか、それとも、そのまま出て行ってしまうかです。
 なかには、汚れにさえ気づかない人もいます。

 そして誰も掃除をしないで放置しておくと、その汚いのが普通のように感じてしまうのです。感性が鈍るのです。

 ここに己の感性を磨くチャンスがあります。
① 汚れていることに気づく
② 汚れていたら、きれいにして出ていく
③ 自分は汚さなかったか確認する

人は、危険が周囲にあると、「何かおかしい」と違和感を感じるものです。でもその感覚を大切にしないで行動すると、思わぬ交通事故や物損事故につながってしまうのです。
この感性を磨くのに効果を発揮するのが「男子トイレ理論」です。

もうこれで、今年は無事故、無違反、無物損ですよ。

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